ヒアルロン酸のテクニカルシェア①
先週はお盆前ということもあって、お昼ご飯も5分くらいしか取れない日々でした(^.^)
1年前の開業当初を思えば、考えられないくらい多くのお客様に来ていただきありがとうございます。
これからも長野にレベルの高い美容医療を提供できるように頑張っていきます!
美容医療のレベルを上げる手段は限られていて
①学会や論文を参考にする
②美容ドクターと接して情報交換、相談をする
③普段の診療から新しい治療を開発する
どれも非常に大切で、この3つを常に心掛けながら治療をしております。
特に個人クリニックですと独りよがりの治療に陥りがちですので、東京、横浜ではいろんな先生と接するように心がけております。
そんな中昨日は横浜での勤務後にクリニックで後輩ドクターとヒアルロン酸のテクリカルシェアを行いました。
近年めざましい変化を遂げているのが、ヒアルロン酸治療です。
注入のテクニックだけでなく、製剤の種類も増え、ドクターのテクニックの差が徐々に開いている気がしています。昔ながらの注入方法をするクリニックから老化のメカニズムやポイントとなる部位に最新の注入を行っているクリニックまで様々です。
患者さんからしますとヒアルロンさんはすべて同じだと思っている方が多いですが、1ヶ月で吸収されるものから2年吸収されるものまで硬さを含めて様々です。すべて同じだと思い込んで、価格だけで決めてしまうと後悔すること多く、そのような患者さまが最近は増えてきました。
当院では10種類のヒアルロン酸を使い分けて、皆様に最適な製剤を選べる体制を整えおります。
今回のテクニカルシェアですが、顔全体に注射を行っていきました(^.^)
一番大事なのはアセスメントという評価です。
患者さんの希望の部位に注射するものいいですが、こちらもプロなのでこちらの見立てを伝えつつ最終的な注入ポイントを決めていきます。
今回の方をご紹介します。
こちらが治療前の状態です。
それぞれ正面から見ていきましょう。
全体的にボリュームが少なくなって、たるみも出てきたことからシワが目立ちます。
赤い矢印のゴルゴ線とおでこを治しつつ、全体をふわっとリフトアップする感じを目指します。
赤い矢印のゴルゴ線、青い矢印の法令線が目立ち、おでこが丸いと綺麗になるなというのがわかります。
ほほ骨の辺りはボリュームが減って、骨が少し浮き出ています。
横から見るとおでこはよくわかりますね。丸くしたくなります。
横から見ても青い矢印のゴルゴ線は目立ちますね。
このあたりを自然にヒアルロン酸で治していきますと・・・・・長くなってしまうので続きは次回にお楽しみに(^.^)