ヒアルロン酸講習会を終えて感じる注入ポイントの違い
今週の月曜日は都内での診療後にヒアルロン酸講習会に参加してきました(^.^)
みなさんご存知ない方も多いかと思いますが、日本はヒアルロン酸注入で大切な解剖学が学びにくい国です(⌒-⌒; )
ちなみに解剖学は、体のどこに血管や神経が走っているか、どこにどのくらいの脂肪のかたまりがあって、どこに筋肉があるかを調べる学問になります。
これは文化的な問題もあるのかと思いますが、手術や注入を行う医師にとっては非常に大きな問題です。かなり努力しないと、学ぶことができにくい環境なんです。
日本の医学書はテクニック的な部分が多く、一番大切な解剖学をしっかり学べる機会がほとんどありません。
解剖学の必要性を感じているドクターは、海外に解剖の研修に行ったり、海外の解剖学の本を取り寄せて独自に勉強しています。
私も大学病院の頃には夜、顔も解剖を行わせていただいたり、海外の解剖学の本をいくつも読み込んでと基本知識を大切にしています。
スポーツと一緒で基本テクニックがないと表面的な技術だけになってしまうようなイメージです。
最近は、ヒアルロン酸の講習会に出ても学べることが少なくなったこともあり、あまり出席していなかったのですが、今回は解剖学のスペシャリストが来るということで早速参加させていただきました。
こちら始まる直前の様子です。。
インドから来られたドクターで、画像も非常に素晴らしいものでした。
解剖学は人間の体の構造なので、新しい知識というよりはこれまでの内容を改めてしっかりと確認出来る非常に良い機会でした。これまで形成外科や美容外科として顔の手術を多く手がけてきてよかったと改めて思わされます。
ヒアルロン酸は針を使う治療なので、小さな血管を損傷してしまうリスクは常にあります。ただ大きな血管や神経など必ず避けなければいけないポイントがあります。
そこをしっかりと押さえて治療しましょうというメッセージが込められており、非常に参考になります。
その後の注入会も非常に参考になりました。
他の先生がどのように注入しているか、そんなところ打つのか〜、自分ならこっちの方かななどなど国も違えば美的感覚が異なるのでとても面白かったです。
ヒアルロン酸は使用する製剤や注入ポイントでお顔の印象がかなり変わってきます。その方の骨格やみなさんが本来持っている美しさを引き出すポイントにいかに注射できるかが大切になります。
11月には日本でも有名なヒアルロン酸メーカーの社長さんとJUN CLINICのヒアルロン酸注入法をシェアさせていただくことになっています(^.^)
長野でも質の高いヒアルロンさん注入をご提供できるようにこれからも最新のテクニックを導入させていただきます。
ヒアルロン酸をお考えの方は、お気軽に無料カウンセリングをお受けください。