毎年スプーン1杯分の骨と脂肪が吸収されています(T . T)

JUN CLINICでは他院修正外来を正式に始めてから多くの方からのご相談をいただいております。

 

最近は連日の修正手術やカウンセリングまた通常の二重全切開など美容手術系が増えてきています。

美容外科の修正はかなり経験がいる治療ですので、これまでの形成外科や美容外科の経験が生かせて非常に嬉しく思っております(^.^)

 

時に難しい手術も多く予想以上に時間がかかってしまうこともありますが、そこを諦めずに治療することがまた自分の成長にもつながります。

 

そんな手術の毎日ですが、美容治療を全般に行っておりますので、レーザーも頻繁に行っております。

気づけば美容外科出身の私が美容皮膚科のドクターにレーザーの講演をする立場になったのですが、現在来週に控える今年最後の講演会の準備に診療後は時間を使っております。

 

今回はカスタマイズ治療研究会というレーザーを組み合わせて肌治療の効果を大きくする治療法の講演です。

 

よくブログを読んでいただいている方はご存知かと思いますが、レーザーを効率よく使うにはレーザーを組み合わせる必要があります。

 

一般のクリニックで行なわれている一つのレーザーで行う美肌治療の限界に気づいたり、患者さんの満足度を上げたい先生方が集まってきています。

 

その中で少し皆様にも知っておいていただきたい内容があったのでご紹介します。

 

こちらの画像はお顔の老化の変化です。

ポイントとしては、お肌のハリがなくなってきたことまたお顔のボリュームが少し減ってきています。

 

実際に肌のハリやボリュームはどの程度毎年減ってしまうのか?

 

お肌のハリはコラーゲンが減少してしまうということですが・・・・

なんと20歳以降は毎年1%減ってしまいます(⌒-⌒; )

非常に大まかに言いますと、40歳には20%コラーゲンが減ってしまいます。

実は私の肌治療のテーマがこの肌のハリを保つことです。

コラーゲンは20歳の貯金がピークで後は減る一方になってしまいます。

これを効率的に増やして、コラーゲン貯金を維持してくれるのがレーザーです。

ここがレーザーが一番得意な分野になります。

手術でも解決できない肌のメンテナンス、美容外科の私がこれだけレーザーに力を入れているのがこの肌のハリを維持するためなのです。

 

そして、もう一つ大事なポイントはお顔のボリュームが減っていますことです。

なんと25歳以降に脂肪や骨が毎年吸収されてしまいます。

さて、どのくらい吸収されるでしょう???

 

25歳以降は毎年スプーン1杯分が吸収されてしまいます(⌒-⌒; )

これが毎年続きますと、50歳までにカップ半分の量が吸収されてしまいます。

確かによく街を歩いて回りを見てみますと、年齢が進んだ方ほどお顔の大きい方がいないですよね。

 

これは骨や脂肪が吸収されて、小さくなっているからです。

 

ちなみにコラーゲンはできる限り貯蓄をしたいので、20歳の状態を保てればいいですが、

このボリュームはなくなった分全て補充する必要がありません。

あくまでバランスを見て必要な部分に補充するだけで大丈夫です。

 

注入するのはヒアルロン酸や脂肪がいいわけですが、当院でも毎日肌の下の土台の補充を行っております。

 

 

バランスを考えない補充が行われている方が最近はよくご相談に来られますが、ヒアルロン酸はどうしても費用がかかりますので、少ない量で必要な場所に効率良く注射したいですね。

 

ブログが長くなってしまいましたが、お顔も20歳を過ぎると刻々と変化しております。

皆様のご希望に適した治療をご提案できるように、頑張ってまいります。