生まれ故郷の名古屋での講演に向け、移動中です。
本日は2週連続の講演会で、名古屋に移動中です。
実は私は名古屋生まれで、祖父母が他界してから久しぶりの名古屋になります。
長野からですと、移動時間がかかりますので移動時間を利用して、先週の講演内容から修正を加えたり、他の仕事をしたりを時間を有効活用して居ります。
思い出の地”名古屋”に移動しながら、講演内容を変更するにあたり昔の論文を取り出して見ています。
クリニックにお起こし方はよくご存知ですが、私はレーザーから手術まで広い範囲で行っております。
形成外科、美容外科出身なので、全身麻酔までできればクリニックでももっと大きな手術もしたいですが、入院施設もないのでできる範囲は限られてきます。
それでも患者さまの希望の範囲で手術のラインナップはどんどん広がり、最近は顔や体の脂肪吸引も始まっています。
脂肪吸引は以前から行っていましたが、どうしてもスタッフの人手が必要になりますので、クリニックの成長とともにスタッフも増え、長野で提供できる治療内容が増えているといった感じです。現在は、ヨーロッパ製の新しい吸引器のデモを行ったりと、常により良い結果を求めております。
ただ講演や執筆など診療後の仕事も多く、最近はホームページ作成が追いついておりません(⌒-⌒; )
現在は人気が高く、手術からレーザーまで行う当院ならではのリフトアップ専用のホームページを作成しておりますので、少々お待ち下さい。
その後もしばらくは新規ホームページを作成してまいります。
話がずれてしまいましたが、そんな手術系の私がレーザーに詳しくなったのは2015年に私が書いたこちらの論文のおかげです。
先輩に勧められて始めたレーザー治療ですが、平日は手術を行い、休日はレーザー漬けという感じでした。当時はレーザーのことも今ほどは知られておらず、レーザー好きな先輩と深夜までレーザーの話やレーザーをよく知る先生のところに見学に行っていました。
手術がないとしっかりと効果のある美容治療はできないが、レーザーがないとしっかりとした肌治療はできないと気づかされた感じです。
こちらの論文は現在当院ではピコトーニングが多く使用されていますが、その前に行っていたトーニングの問題点について記載してある論文です。
世界的に有名なレーザー雑誌に採用されたこともあって博士号も取得することができ、今でもいい思い出の一つです。
この時にトーニングをかなりの数照射していたことが今の自分に役立っています。
おそらくトーニングで起きた時の合併症が今後ピコトーニングでも起きてくることが予想されます。
効果が高いピコトーニングをどう使いこなすかということになるのですが、一番の解決策は毎回画像で問題が起きていないか確認することです。変化が少しずつですので、漫然とやり続けてしまいそうですが、そこはリスクがありそうです。
こられている方は、毎回写真を撮り、問題の兆候がないか確認をしています。
紫外線像というもので、早期に発見できることがいろいろな論文で言われています。
当院では今の所、トーニングで起こった合併症は起きていないので安心してください。
画像で確認しながら、出力調整すれば大丈夫です。
今日は思い出の地”名古屋”に向かいながら、自分のレーザーの思い出に浸るいい時間ができました。
帰りにはスタッフにお土産を買って帰ります。
明日は日中クリニックで仕事があり、夕方からは学会の打ち合わせで東京に行ってきます。