美容医療もカスタマイズの時代?

今日はクリニックをお休みさせていただき、以前から手術のお手伝いをしている帝国ホテルのクリニックに行っておりました(^.^)

本日はリフトアップの手術で、日本でもようやく認知されつつある顔面の靭帯に着目したフェイスリフトを10年以上前から行っている有名クリニックです。

 

日本で行われているフェイスリフトは未だにSMAS法と言われる古典的な手術法がほとんどで、たるみの原因となる靭帯に着目したフェイスリフトを行っているクリニックはまだまだ少ないのが現状です。

広まらない原因としては、そもそも知識のアップデートをしていないドクターがいることや技術的に簡単なSMAS法で済ませてしまうことが多いからかと思っています。

 

近年は顔面の解剖学が大きく発展しています。その中で、これまでのSMAS法では術直後はいいですが、その後の後戻りが起こりやすいことがわかっています。そもため、海外の学会に行ってもSMAS法の発表をしているドクターはいません。

 

靭帯処理をしっかりと行うことで、後戻りが起こりにくく、引き上げ力が増すことがわかっています。

当院でもフェイスリフトの時には基本的に靭帯の処理を行い、効果の持続性が高い手術を行っております。それ以外にも幾つかのポイントがあるのですが、それは手術を受けられる方には細かく説明をしております。

 

さてさて、話が少しずれてしまいましたが、先日知り合いの会計士の方と話していると、今様々な業界でカスタマイズの波が来ているようです。

 

カスタマイズの反対が、コモディティーという用語で汎用性と訳されます。

つまり定型的で決まりきっており、特徴があまりないと言った感じでしょうか。

 

少し前までは物事を複雑にせずに、コモディティー化して単純にすることでコストを下げたりする流れにありました。

 

しかし、世の中にコモディティー化が進むと同じような商品やサービスになり、ただ値段の差だけが区別になっていきます。そして商品にも魅力がなくなっていく、そんな悪循環に陥っています。

 

近年の日本の美容医療はトレンドとコモディティー化の時代を過ごしてきました。

 

新しい機械が出れば、その効果を謳いなんとなく効果が出て、しばらくするとまた新しい機器を購入して、その効果を謳うそんな繰り返しを続けています。

 

新しい機器は確かに魅力がありますが、ただ本当に期待する効果があるのか?

 

この1年を見ても、1年前に騒がれた治療が今は全然流行っていないものも多くあります。

 

先日、その商品を扱っていた業者さんと話しても、”思ったほど効果出なかったようで・・・”売る方にも責任があるように思えますが、患者さんに治療をするドクターも本当に効くのかもう少し冷静になってもいいのではと思います。

 

おそらく、今後の美容医療は患者さんの悩みを解決するためにいろいろな治療法を組み合わせるカスタマイズが主流になってきます。

 

今現在手術以外の方法、特にレーザーなどでは一つの機器で解決できることは限られることはわかっています。そもそもの理論がわかっていれば当たり前ですが、その理論まで理解されずに使われているのも問題ですね。

 

シミだけ取るなら一つのレーザーでいいですが、くすみ、引き締め、毛穴など顔全体をレーザーで若返らせるにはその方にあったレーザーを組み合わせるしかありません。

 

最近も常に新しいレーザーの試験を横浜や長野で行っていますが、今以上の結果を大きく引き出せる機械が正直少ないのが現状です。

 

当院では患者さんごとにレーザーを組み合わせるカスタマイズレーザー治療を日本の中でも先駆けて行っております。

基礎化粧品をやめて、簡素なワセリンスキンケアで多くの方が綺麗になっています。

 

近年では、筋肉トレーニングで結果にコミットするRIZ⚪Pという有名なジムがありますが、JUN CLINICも肌治療の結果にコミットするつもりでカスタマイズレーザー治療を行っております。

 

こちらの方は、頬に浮き出た血管とくすみ、シミが気になるとのことでしたが、シミのレーザー、くすみのレーザー、血管のレーザーなどをカスタマイズすることで治療を行っております。

今ではスキンケアはもちろんワセリンのみで乾燥なく綺麗なスキントーンを維持しております。

 

当院のカスタマイズ治療はレーザーの組み合わせに関係なく、お値段が変わらないので安心して治療を受けていただけます。

 

時代の先を行くJUN CLINICのカスタマイズレーザー治療、簡素なスキンケアで綺麗になりたい方にはオススメの治療法です( ^ ^ )/□