おでこのボトックス注意報!!安易に打たないで(⌒-⌒; )ヒアルロン酸がいい場合もありますよ!
先週から長野のある場所に看板が追加となりました。
この場所は思い入れがあり、デザイン含めてこれまでよりやや派手めな看板になっております(^.^)見つけた方は、クリニックにお越しの際は是非感想をお聞かせください。
最近(以前から?)当院の相談で多いのが、以前おでこのシワの相談をしたらボトックスを勧められて治療したけど、その後目が開けづらくなって何ヶ月も困ったというご相談です。
ボトックスは非常にいい製剤ですが、使い方を誤ると痛い目をみます。
ただ、ヒアルロン酸に比べると美容に慣れていないドクターも使いやすいこともあって比較的安易に使われています。
そのため、おでこのシワ=ボトックスという教科書に書いてあるような手順で使われることが多いです。
ただおでこはボトックスで一番注意が必要な部位です。
おでこで辛い思いをした患者さんは、私は美容が合わないんじゃないかと思ってしまいクリニックでの美容を諦める方もいます。
ドクターが安易に使ってしまうボトックスがとても患者さまに辛い思いや変なイメージを与えてしまうので、私は特にまだ美容医療を受けられたことのない方が多い長野では非常に慎重に使用しています。
なぜなのか??
こちらは以前お見せした眼瞼下垂の術前・術後です。
アジア人の多くは目が腫れぼったく、白人に比べると目の開きが悪いです。
そのため眉毛を挙げることで目をより開けやすくしています。
おでこのシワはこのように目の開きが悪い人が、目を開けるために眉毛を挙げることでできてしまいます。
目の開きを眉毛でサポートしている方におでこにボトックを打ってしまいますと、眉毛の動きが悪く目が開けづらくなり辛い日々が続きます。
おでこのシワで来た患者様におでこのシワだけ見て治療をしていたら、ダメですね。
顔全体がどのように連動して動いているか、カウンセリングでしっかり判断する必要があります。
おでこを使わずに目が開けていれば、おでこのボトックスはOKです。
ただ眉毛を使って目を開けているなら、安易なおでこボトックスは危険です。
しっかり判断してくれるクリニックを探して、自分にあった治療を探しましょう。
そういった方に向いている治療がヒアルロン酸になります。
実はおでこのボトックスが合わない方は、眼瞼下垂があるか?おでこの形が丸くないことが多いです。
眼瞼下垂の場合は先ほどの方のように、手術をしますと目はパッチリします!
それではおでこが丸くない方にヒアルロン酸をするとどのようになるか見ていきますと・・・・
おでこのシワが気になりますよね。
ちなみにこの方はすでに眼瞼下垂の手術を行っていますので、目はパッチリです。
このかたの場合はおでこの形とすでに入ってしまったシワが気になります。
まずはおでこを丸くするように硬めのヒアルロン酸1本を入れます。
ただ刻まれてしまったシワは残るので・・・・特殊な打ち方で0.5本追加です。
注射した後は・・・・
こんな感じで少しミミズ腫れの感じです。3~4日で治ることが多いです。
そして1週間経つと・・・
おでこの形だけでなく、刻まれたシワもかなり改善です。
横から見ても・・・
形も丸くなりました(^.^)
この治療なら目も重くならずに、おでこを出してより若々しくなれます!
今回の方は、ヒアルロン酸 1.5本 9万円(税別)の費用がかかっております。ヒアルロン酸のメンテナンスは個人差がありますが、10〜12か月後が目安になります。
合併症:腫れ、内出血、違和感、陥凹の残存などが起こることがありますが、カニューレという先が尖っていない針を使うので内出血のリスクは少なくなります。
おでこのシワでお悩みの方は是非無料カウンセリングをお受けください(^.^)