ご紹介が急増中の”シミ”治療について〜ピコレーザーだけでいいの??〜
昨年末くらいから患者さまからのご紹介が”こんなに”というくらい増えております。
もっとも多くのご紹介が皆様悩まれる”シミ”になります。
当クリニックは約10台ほどのレーザー機器を駆使して、美肌治療を提供しております。
シミ治療に関しては、ピコレーザーが出てきて、シミ治療は格段に進んだというのが世間でも言われております。私も、エンライトンSRという新しいピコレーザーを使用し、毎月のように講演させていただいております。
当初はシミにやっぱりいいよなと思っていた(今でも思っています!)ピコレーザーですが、実は欠点もあることがわかってきました。
簡単に言いますと、ピコレーザーが合う”シミ”とピコレーザーじゃないレーザーの方がいい”シミ”があるようです。
毎日多くの方にピコレーザーを照射しておりますが、なぜ気づいたか??
当院に来られた方は毎回取られるこの写真です。
長野でもまだ当院のみですが、肌の画像診断機です。
正確な高画質な画像が撮れますので、シミの状態を毎回しっかり確認できます。
毎日、自分の治療した患者さんの結果を目の当たりにするのですが、その中で前回の治療内容と結果を照らし合わせるわけです。
そうしますと、ピコレーザーのシミの結果にもある問題点がわかってきました。
その問題点を解決するべく、対策を少し前から行っていましたがどうやらその結果がかなり良好です。
解決法は当院ならではですが、シミの状態によってシミ治療機を組み合わせればよかったようです。シミの状態で今までのシミ治療機の方がいいことがあります。
組み合わせ方もわかってきて、取り残しも少なくなってきております。
ただ、どれだけ頑張っても100%取りきれないのがシミ治療の難しさですが、その先の解決法も最近では見えてきました。
ピコレーザーで取れなかった深いシミもコツコツ砕いていきますと、かなり薄くなります。
左から右は3ヶ月間、通常のピコレーザーのシミモードで取り残したシミを、ピコトーニングという照射方法で一般的なピコトーニングより少し特殊な打ち方をしております。
残った薄いシミだけでなく、くすみや毛穴がかなり良くなることがわかってきました。かなり安定してきております。
ただこの治療はかなり積極的な照射方法になるので、どこまで講演会などでお伝えするかはいつも悩んでしまいます。ピコレーザーは扱いが難しいので、どう使いこなすかが大切です。扱いを間違えるとトラブルになってしまいます。当院でも画像とにらめっこしながら、照射方法や出力の微調整は欠かせません。
ただ当院ではいつも先進的なピコ治療を受けられるように挑戦しており、今受けられている方はさらに新しい治療法になっております。
さらにいい結果が出ることを毎日楽しみにしております(^.^)
またいい結果がわかりましたら、お伝えいたします!!