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2025.10.10

コラム

白金

【最新美容医療】デバイス×肌育の複合治療とは?効果・頻度・ダウンタイムを徹底解説

肌の根本から美しく。
デバイス×肌育のコンビネーション治療とは?

近年、美容医療の現場で注目を集めているのが「コンビネーション治療(複合治療)」です。

当院では以前より複数のレーザーを組み合わせた治療として、カスタマイズレーザー治療を行っています。最近では肌育治療と併用される方が非常に多いです。

レーザーや高周波などのデバイス治療と、スキンブースターや注入系などの肌育(肌を育てる治療)を組み合わせることで、従来の単独治療では得られにくかった効果を引き出すことができ、満足度の高い治療となっています。

今回は、美容医療の最新トレンドともいえるデバイス×肌育の複合治療の魅力や効果、ダウンタイム、治療の流れについて詳しく解説します!

▶︎ レーザー×肌育

なぜ「複合治療」が注目されているのか?

単独の美容医療でも効果はありますが、肌悩みは一つだけでなく、複数の要素が絡み合っていることがほとんどです。

  • 毛穴→ 皮脂・弾力低下・産毛
  • くすみ → メラニン沈着・血行不良
  • 小じわ・たるみ → コラーゲン減少・脂肪や骨のボリュームダウン

このように原因が重なり合っているため、1つの治療だけでは限界があるのです。

そこで注目されるのが「複合治療」
デバイスで土台を整え、さらに肌育で栄養や活性因子を与えることで、相乗効果が生まれます。

デバイス治療の役割

デバイス治療とは、レーザーや高周波、超音波などを使って肌の内部にアプローチする治療です。

  • レーザー治療カスタマイズレーザー治療(シミ・くすみ改善、毛穴の引き締め)
  • 高周波治療(例:XERFボルニューマーなど):たるみ改善、フェイスラインの引き締め
  • 超音波治療(例:ソフウェーブ、HIFU:コラーゲン生成促進、肌のハリ改善

これらの治療は「肌の土台」を強化し、肌再生を促すことが目的です。

肌育治療の役割

一方で、肌育は「肌に必要な栄養を与え、育てる治療」

▶︎ 肌育

肌育治療を行うことでレーザーとはまた異なった艶感やハリ感がでやすく、デバイス治療と組み合わせることで相乗効果が期待できます。

デバイス×肌育の相乗効果

デバイスと肌育を同時に行うことで、以下のような効果が期待できます。

  • 肌のトーンアップ
  • 毛穴の引き締め
  • 透明感のある素肌感
  • 弾力やハリの改善
  • 小じわの軽減
  • 肌の回復スピードが早くなる
  • レーザー治療の効果の促進 

たとえば、レーザーや高周波で熱を入れた後に肌育製剤を注入すると、コラーゲン生成が促進され、単独施術以上の効果が得られます。

こんな方におすすめ

  • 複数の肌悩みを同時に改善したい方
  • なるべく少ない回数でしっかり効果を実感したい方
  • 自然に若々しさを保ちたい方
  • 「予防美容」にも力を入れたい30代以降の方

治療の流れ(一例)

1・カウンセリング
お悩み・肌状態をVISIA画像チェックし、デバイスと肌育の組み合わせを決定。

2・デバイス治療
レーザーや高周波を使用して肌を活性化。

3・肌育治療
スキンブースターや薬剤を注入。肌が受け入れやすい状態で栄養を届けます。

4・アフターケア
ホームケアや日焼け止めなどを指導。

ダウンタイムについて

複合治療の場合、施術内容によってダウンタイムは異なります。

  • レーザー系 → 赤みや浮腫み・軽い皮むけ(数日~1週間)
  • 高周波や超音波 → 腫れや赤みは軽度、数日で落ち着く
  • 肌育治療 → 注射部位の赤み・内出血が出る場合あり

ただし、デバイスと肌育を組み合わせることで回復が早まるケースも多いのが特徴です。

よくある質問

Q. どのくらいの頻度で受ければ良いですか?
A. デバイス治療は治療の内容によって異なります。カスタマイズ治療は月に1回、XERF(ザーフ)・ソフウェーブは3~6か月ごと、肌育は月1回程度が目安。組み合わせることで効果の持続が長くなります。

Q. 痛みはありますか?
A. 多くは麻酔クリームで軽減可能。チクッとした刺激程度で受けられる方がほとんどです。

Q. 費用は高くなりますか?
A. 単独施術よりは上がりますが、複数の悩みを同時に改善できるため、トータルで見ればコストパフォーマンスは高いです。

まとめ

「デバイス×肌育のコンビネーション治療」は、美容医療の中でも特に注目されているアプローチです。
肌の土台を整えるデバイス治療と、栄養を与えて育てる肌育治療を組み合わせることで、透明感・ハリ・若々しさを同時に叶えることができます。

単独治療で満足できなかった方や、複数のお悩みをまとめて改善したい方にこそおすすめです。ただ単純に組み合わせれば良いというわけではなく、その時のお肌の状態を見極めて、デバイスや肌育製剤の選定、またそれぞれの設定を個人に合わせてオーダーメイドで調整することで初めて最大の効果を発揮します。

当院ではエビデンスに基づいた知識とこれまでの豊富な治療経験をもとに、毎回医師の診察のもと治療を行っております。


これから美容医療を検討している方は、ぜひ一度「複合治療」という選択肢も視野に入れてみてください。

JUNCLINIC

大道 和佳

この記事の監修者

JUNCLINIC白金 院長

大道 和佳

多彩な知見と繊細な技術で支持を集める美容皮膚科医
豊富な臨床経験を持ち、数多くの講演や外部への発表を行うなど、美容皮膚科領域において高い専門性を誇るドクター。留学経験を活かし、英語対応も可能で、海外からの患者様からの支持も厚く、グローバルに活躍の幅を広げている。
近年注目を集める高周波治療機器「ザーフ(XERF)」においては、導入初期から多くの症例を手がけており、顔の骨格や皮膚状態を見極めた緻密な照射設計によって、高い満足度と自然な仕上がりを実現。技術力と審美眼により「大道先生でなければ」とご指名いただく患者様多数。

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