2026.05.28
コラム
院長ブログ
たまプラーザ
シルファームとポテンツァ、具体的な違いとは?
肌治療の選択肢として当グループで人気の高い「シルファーム」と「ポテンツァ」
今回は、この2つの機器の違いについて詳しく解説します。
どちらも「マイクロニードルRF」という治療に分類されます。これは極細の針を皮膚に刺し、その先端から高周波(RF波)の熱エネルギーを届ける仕組みです。 針と聞くと痛みやダウンタイムが心配かもしれませんが、実はどちらもダウンタイムが比較的少ない治療として知られています。
そもそもRF波とは、高い周波数を持つ電磁波(ラジオ波)のことです。肌に照射することで体内の水分などを振動させ、摩擦熱を発生させます。 この熱が肌の奥深くに作用し、色味の改善や肌の凹凸の滑らか化、赤みの抑制など、多岐にわたる効果をもたらします。
それでは、シルファームとポテンツァの主な違いを見ていきましょう。

針の仕様と熱の伝わり方
シルファーム: 30Gの針を使用し、深さ0.3〜4.0mmで刺入。針全体から熱が出る「非絶縁体」のシステムです。
ポテンツァ: 32Gというシルファームよりやや細い針を使用。深さ0.5〜4.0mmで作用し、針の先端と中間層の2箇所から熱が出る「半絶縁体」の仕組みです。これにより、表面層にも作用しやすくなっています。
特徴的な機能
ポテンツァの最大の特徴は「ドラッグデリバリー」機能です。針を刺した際に薬剤を効率的に肌へ注入できるため、より高い肌質改善効果が期待できます。

適応するお悩み
ポテンツァ: 毛穴、ニキビ跡、瘢痕、赤みに効果的です。 特にニキビ跡などの凹凸には、針と熱の引き締め効果に加え、ドラッグデリバリーで薬剤を届けることで滑らかな肌を目指します。
シルファーム: 微細な調整が可能なため、重症肝斑などのデリケートな治療に適しています。 浅い層(0.3mm)へのアプローチにより、基底膜のターンオーバー正常化やメラニン排泄を促します。

最終的な選択は、VISIAによるお肌診断と診察の結果に基づいて行いますが、どちらも肌の土台を整える素晴らしい治療です。 長期的な視点でも、肌にとって非常に良い結果が得られやすいでしょう。

・こちらの治療で使用することのある主な機器・薬品について
この治療で使用される以下の機械・薬品は医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
Excel V/SPRING/ICON(LUX1540)/SYLFIRM X/サリチル酸ポリオール/PRX-T33/YELLOW PELL/POTNZA/MCoom/JuveLook
・入手経路等
当院で使用している未承認医療機器・薬品は当院で個人輸入しております。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html
・国内の承認医薬品等の有無
国内においては承認されている医療機器・薬品はありません。
・諸外国における安全性等に係る情報
Excel V+は、米国FDAを取得しています。SYLFIRM Xは、米国FDA、韓国MFDA、カナダCFDA、
欧州CEを取得しています。PRX-T33は、欧州CEwo取得しています。
本治療に用いる医療機器POTNZAは、韓国・食品医薬品安全庁(KFDA)認証医療機器です。
本治療に用いる医薬品JuveLookは、米国FDA、韓国MFDAを取得しています。
・医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
この記事の監修者
JUNCLINICたまプラーザ 院長 / JUNCLINIC横浜 副院長
長谷川 佳子
形成外科の知見を活かした丁寧な美容医療を提供する形成外科専門医
大学病院や基幹病院で形成外科医として豊富な臨床経験を積む一方で、当院理事長・菅原順医師や、KO CLINIC&Labの黄聖琥医師のもとで研鑽を重ね、「綺麗に治す」形成外科の延長として早くから美容医療に興味を抱き、カスタマイズレーザー治療に深く精通してきたドクター。
形成外科専門医としての確かな技術に加え、美容医療の経験も豊富で、患者様一人ひとりの背景やご希望に寄り添った丁寧なカウンセリングには定評がある。
初めての方にも安心して治療を受けていただける、信頼のおける医師。
また、横浜院では婦人科形成やフェムケア領域にも積極的に取り組んでおり、女性特有のお悩みにもきめ細やかに対応。機能面・審美面の両立を重視した治療を行っている。