2025.07.02

理事長コラム

たまプラーザ

横浜

長野

XERFザーフとHIFUハイフは何が違うの?

どちらも切らずに行えるたるみ治療機器として人気ですが、適応や効果の違いを解説します!

理事長コラムVOL.01


ザーフ(XERF)とハイフ(HIFU)――たるみ治療の“選び方”をご存知ですか?
「なんとなく顔がもたついてきた」「マリオネットラインが深くなってきた気がする」
30代後半以降になると、ふと鏡を見たときにそう感じることが増えてきます。ですが、“切る”ことには抵抗がある。


そうしたお悩みに応えるのが、いわゆる「非侵襲たるみ治療」です。
代表的なものとして知られるのがHIFU(ハイフ)ですが、近年注目されているのが高周波治療器「XERF(ザーフ)」です。
どちらも「引き締め」「リフトアップ効果」が期待される機器ですが、作用の深さ・仕上がり・得意な悩みが異なります。

🔸ハイフ(HIFU)とは?
HIFUは「焦点式超音波」により、肌の深部にあるSMAS筋膜(筋肉層)を狙って熱を加え、引き締める治療です。
“筋肉から引き上げる”イメージで、30〜40代前半の皮膚の厚みがある方や、比較的軽度なたるみに適しています。
一方で、40代後半〜60代以降の方では「やせていて骨ばってきた」「皮膚が薄くなってきた」といった変化が出てくるため、HIFUは熱の届き方が強すぎる/逆にこけてしまった印象になるといったことも。

🔸XERF(ザーフ)とは?
ザーフはRF(高周波)エネルギーを使い、皮膚の浅い層〜脂肪層にかけて“面”でじんわりと加熱します。
「ふっくら感を保ちながら、たるんだ組織を本来の位置に戻す」
それがザーフの特長です。
顔の脂肪のボリュームや下垂位置を見極め、引き締めるところ/ふくらみを残すところを丁寧に設計することで、顔全体の印象を若々しくリポジショニングできます。
40〜60代以降の“落ちた脂肪を元の位置に戻したい方”や、“頬・口元のもたつきが気になる方”に非常に適した治療です。

ちなみに・・ザーフ(XERF)は、日本国内で初めて導入したのがジュンクリニックです。
導入当初からその可能性に注目し、他院に先駆けて実績を積み重ねてきました。
私たちは単に機器を使用するだけではなく、「どのように照射したら効果的か」に強いこだわりを持ち、日々技術のアップデートを行っています。


お一人おひとりの骨格や脂肪のつき方、たるみの方向を見極め、より効果的で自然な仕上がりを叶える照射デザインを追求し続けています。
“ただ当てるだけ”ではなく、「結果につながる当て方」を熟知し、あなただけの照射設計を行います。

🔸こんな方におすすめです
お悩み おすすめの治療
軽度のたるみ、肌に厚みがある HIFU(ハイフ)
頬のもたつき、口元の“ポニョ感”が気になる XERF(ザーフ)
骨ばってきた・やせ型 ザーフ(ボリュームを残せる)
違和感のない自然なリフトアップをしたい ザーフ(面で加熱・ナチュラルな変化)

🔸まとめ
当院では、HIFU・RF(ザーフ)どちらも扱っておりますが、患者様の肌質・骨格・脂肪のつき方を拝見した上で、「本当に合う治療」をご提案することを大切にしています。
特に40代以降は、“強く引き上げる”よりも、“ボリュームを整えて元の位置に戻す”というアプローチが、自然で若々しい仕上がりにつながります。
年齢とともに変化する顔のお悩みに、切らずに、自然に、でもしっかり効果を実感したい
そんな方は、ぜひ一度ザーフの治療をご検討ください。

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菅原 順

この記事の監修者

理事長

菅原 順

JUNCLINIC理事長/形成外科専門医

繊細な審美眼と豊富な専門知識を併せ持つ形成外科専門医
目元・鼻・輪郭形成などの美容外科領域から、ヒアルロン酸注入や糸リフトといった注入治療、さらに最新機器によるレーザー・高周波治療まで幅広く精通。
特にカスタマイズレーザー治療においては、日本でもいち早く導入し、レーザー医療を牽引するドクターの一人。

診療においては学術的な裏付けを重視し、富山大学医学部 臨床教授として後進の育成にも尽力。
日本形成外科学会(専門医)をはじめとする複数の専門学会に所属し、美容医療の発展と安全性向上を目指して「美容医療アカデミー」も主宰。
さらに、肌育治療で注目される「ジュベルック」のKOLドクターにも選出され、常に美容医療の最前線に立ち続けている。

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