2026.03.05
コラム
白金
【開催レポート】Pluryal Densify セミナー
次世代の肌育製剤と注入戦略
去る某日、ジュンクリニック白金院において、当院院長の大道による
「プルリアルデンシファイ(Pluryal Densify)実践ハンズオンセミナー」を開催いたしました。
本セミナーでは、単なる注入技術の供覧に留まらず、バイオスティミュレーターとしての特性を
最大限に引き出すための「理論的背景」と「複合治療の戦略」について、深いディスカッションが行われました。
1. マニュアルを超越する「肌育」の戦略的アプローチ

プルリアルデンシファイは、高純度のポリヌクレオチド(PN)と非架橋ヒアルロン酸、そしてマンニトールを配合した革新的な製剤です。しかし、そのポテンシャルを真に発揮させるには、画一的な注入法では不十分です。大道院長からは「マニュアルを超えたカスタマイズド・インジェクション」の手法が提示されました。
2. 他製剤(Juvelook / SUNEKOS)との臨床的使い分け
現在、肌育治療の選択肢は多岐にわたります。本セミナーでは、特に以下の製剤との比較・使い分けについて明確な指針を共有しました。

- Juvelook(ジュベルック): PDLLAによる中長期的なコラーゲン増生。
- SUNEKOS Perform(スネコス): 特定のアミノ酸配合による細胞外マトリックスの再構築。
- Pluryal Densify(プルリアルデンシファイ): PNによる組織修復と水分保持能力の向上。
これらを、肌の質感、赤みの有無、ボリュームロスの程度によってどう選択し、あるいは組み合わせるべきか、実際の症例をもとにした「仕上がりの違い」を詳細に解説いたしました。
3. エネルギーデバイス(EBD)とのシナジー効果
単体治療の限界を超え、圧倒的な「結果」を出すためには、EBD(エネルギーデバイス)とのコンビネーションが不可欠です。高周波(RF)やハイフ(HIFU)による熱刺激と、プルリアルによる組織修復能力を組み合わせることで、組織の再構築(Remodeling)を加速させる理論的根拠について、臨床データを交えて考察を行いました。

4. プルリアル・バイオスカルプチャーへの応用
さらに、自然なボリューム形成を可能にする「バイオスカルプチャー」についても言及。ヒアルロン酸の特性を活かしつつ、不自然な膨らみ(Overfilled Syndrome)を避け、いかにして若々しい立体感を取り戻すか。大道独自の注入テクニックを惜しみなく共有いたしました。
大道院長から一言
注入治療は、製剤の知識、解剖学、そして芸術的なバランス感覚が融合して初めて完成します。
セミナーを通じて他の先生方と議論を交わすことは、私にとっても新たな知見を得る貴重な機会となりました。
今後も、理論に裏打ちされた最高峰の治療を患者様へ提供してまいります。
この記事の監修者
JUNCLINIC白金 院長
大道 和佳
多彩な知見と繊細な技術で支持を集める美容皮膚科医
豊富な臨床経験を持ち、数多くの講演や外部への発表を行うなど、美容皮膚科領域において高い専門性を誇るドクター。留学経験を活かし、英語対応も可能で、海外からの患者様からの支持も厚く、グローバルに活躍の幅を広げている。
近年注目を集める高周波治療機器「ザーフ(XERF)」においては、導入初期から多くの症例を手がけており、顔の骨格や皮膚状態を見極めた緻密な照射設計によって、高い満足度と自然な仕上がりを実現。技術力と審美眼により「大道先生でなければ」とご指名いただく患者様多数。